❓パーマってどれくらい持つんですか⁉️其の一
こちらもお客様からよくあるご質問をまとめてみました
パーマってどれくらい持つんですか?
こちらをお答えさせていただくとすれば
『パーマの持ちはお客様一人一人で違いますね』
お客様それぞれに「パーマのもち」が違う理由には大きく4つのポイントがあります
1. 髪質によって違う
2. パーマをかける前の髪の状態によって違う
3. パーマの種類やカールの強さによって違う
4. 家での手入れの仕方によって違う
大きく分けるとこれらの理由があります
それぞれ当然なのでは?というような話かと思いますが、
意外とこれらを違いをきちんと美容師さんから説明をしてもらう事もあまり無いかと思いますし、
改めてこの機会に持ちに関して考えられること整理してみますね
ちなみにこれらは「素材」「状態」「施術」「手入れ」とパーマをかける前段階からかけた後までの順番に書いています。
この一連の流れの中での「パーマのもち」が違ってくるポイントをより細かくここから説明を書いていきますね。
其の1
1. 髪質によって違う
人はそれぞれに髪質がまったく違っていますよね。
それぞれ違う髪質の中でもいくつかパーマが取れやすい条件というのがあります。
その条件に多く当てはまっていたり、その条件の性質をより強く持っていると、
パーマが取れやすい可能性が高くなって来ます。
★真っ直ぐな髪質
直毛の方は髪の内部のタンパク質がパーマをかける前はもともとまっすぐ繋がっています。
直毛の方は真っ直ぐに戻ろうとする力が強いのでパーマが取れやすい要素になります。
★硬い髪質である
髪が硬いということは、髪の中の細胞ひとつひとつがハリがあり強いという事です。
パーマをかける際には一度髪を柔らかくする工程が必要なのですが、
髪が硬い方はパーマ剤に対して抵抗する力が強いので、パーマ剤が弱いとパーマのかかりが弱くなり取れやすくなります。
★髪の毛が細い
細い髪の方は髪の内部のたんぱく質の数が元々少ないという事です。
つまりパーマ剤が反応してパーマがかかってくれるたんぱく質が少ないとも言えます。
髪が細くたんぱく質成分が少ないとカールの弾力が出にくいので、パーマが取れやすい髪質と言えます。
★ツヤがある髪質である
髪のツヤがしっかりとある髪質の方は、髪の表面が整っているという事なのでキューティクルがしっかりしています。
キューティクルがしっかりしているという事は髪の表面をしっかりと守っているという事です。
髪の表面がしっかり守られているツヤのある髪はパーマ剤が浸透しにくいため、
薬剤が弱かったり浸透させる時間が短いとパーマのかかりが弱くなり、取れやすいパーマになります。
というように髪質というのは「パーマのもち」が大きく変わってくる要素だと思います。
同じようにパーマをかけていても、上記の要素をたくさん持っていたり、その要素がとても強かったりするとパーマは取れやすくなってしまいます。
ただし絶対に間違えて欲しくないのは、これらの要素を持つ髪質だったからといってもパーマがかけられないという事では無いです。
そういう要素を持った髪質のお客様に対して、取れやすい髪質だからどのように対応するべきか?を考えるのが私たちの手腕の見せ所だと考えています。
次回は其の2
かける前の髪の状態によって違うということのお話をしたいと思います。
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